ADHDには成功者が多い?
早いものでADHDの診断を受けて一年が経ちました。
コンサータは基本36mg(2錠)、普段より集中力が必要な時や慣れない仕事をする時には54mg(3錠)の使い分けで、休日は完全休薬することでうまくADHDと付き合えっています。
もともと思い込みが激しい性格でプラセボ効果もあるかもしれませんが、珍しいくらい良く効いてるねと笑いながら医者に言われたくらいです。
あれだけミスを繰り返していた仕事も、今年に入ってからはノーミス。
ADHDの特性である過集中が仕事に活きることもあり、目立つような成果も出て、新規プロジェクト立ち上げなど色々な仕事を任されるようになってきました。
そういえばアスリートや芸能人の方にはADHDが多いという話を聞いたことがあります。
ミスが多く辛い毎日を送っていた時では考えられない事ですが、猛烈な集中力や衝動性など、ADHD特有の症状は一つの才能でもあるのだと思えるようにもなってきました。
実は自分もアスリートという程でも無いですが、学生時代はとあるスポーツで全国大会に入賞した経験があります。
オリンピック選手を多数排出している強豪大学に居ましたが、今思い返すとADHD傾向のある同級生が多かったですね。
スポーツほど仕事に熱中することは難しいですが、ADHDの特性がプラスに働くこともあるんだなーと思いました。
こんなポジティブな事を考えられるようになったのも、つまらないミスを無くし、日々悩まされていた日中の耐え難い睡魔を抑えてくれるコンサータのおかげです。
自分はミスが多くて駄目だ…とか自分ってもしかして発達障害?と思っている方は是非心療内科を受診されることをオススメします。
そういえば自立支援医療制度の申込みが終わったので、次回はそのあたりを書いてみたいと思っています。
絶大な効果はあるものの、薬価の高いコンサータ(3錠×30日で1万円弱…)。
この負担を大きく減らしてくれるこの制度、発達障害の方は是非うまく利用していただきたいです。
ではまた。
追記
コンサータの体感のところを読み直したら、怪しいサプリメント広告の感想文みたいになってて、自分で笑ってしまいました。
※あくまで体感は個人の感想です。